谷口瑠智彩・3位-3入賞/小倉彩葉・4位-4入賞中学2・3年生の部(第11回NBAバレエコンクール鹿児島)
頑張る子たち大集合〜中学2・3年生の部!!
その中で健闘したFRAISの中学生、谷口瑠智彩と小倉彩葉です。
谷口瑠智彩・3位-3入賞
「エスメラルダ」 タンバリン

小倉彩葉・4位-4入賞
「パキータ」ソリスト1

中学生ともなると、踊りの完成度だけでなく、ステップの配分や方向などの舞台の使い方や、音楽性など、総合的なものを見られるので、ちゃんと時間と質をかけて練習しないとコンクールレベルに達することはできないなあ。と感じますね。
一番は、身体能力というものが審査に左右されるので、もともとバレエ向きな体(骨格・関節・筋肉・筋の質やアキレス腱の長さ、甲の高さなど)の子、そうでない子、というので、まずはスタートラインが違うところも、酷な部分だなと。
(特に海外のコンクールは身体条件、将来性に重点を置く傾向にあるように感じます。)
↓こちら表彰式の様子

頑張って改善できるところと、どんなに努力しても限りがあるところもありますからね。
本当にこれは、バレエコンクールに出ようと思うと、常についてまわる課題です。。
しかし、その子の音楽的な表現、努力して得た柔軟性やダイナミクスで質を高めたりすることは出来るわけで。
今回FRAISから出場してくれた中学生2人も、自分の身体的な部分に向き合いながら、どう踊りを高めていこうか懸命に研究し、舞台に立ってくれました。
結果、バレエが大好き、という気持ちが踊りからヒシヒシと伝わてきて、喜びをもらいました。
感動しました。
みんな、上位を目指して頑張っていると思うし、そう出来たに越したことはないと思う。
でも、バレエはもちろんコンクールが全てではないですし、バレエで上位をとることが全てでもないと思います。
バレエ特有の物差し、努力しても出来ないこと、そこにこだわりすぎると、なんか、面白く無くなっちゃう気がしますし、真面目に頑張る人ほど苦しくなってしまうこともあると思う。。
みんな、それぞれに素晴らしいところがいっぱいありますから。
ほんとうに、これは、コンクールの点数だけでは計れない部分。
バレエをやってるとバレエだけの決まり事に囚わがち(それがバレエなんだよと言われたら、まあそうなんですが、誤解を恐れずあえて言う)ですが、踊る方も見る方も、せっかくなら、もっと広い目を持つことも大切なんじゃないかと感じます!
しかし青春って素晴らしいね。
頑張っているみんなに、わたしは元気をいただいています。
ありがとう❤️

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