キツネにつままれたような
というのは、まさにこんな時に使うのだろうか・・?
「舞台で使用する多数の帽子(シングシングシング用)の裏側が色がバラバラなのが気になる」
と、帽子のツバの部分をテープで養生し、黒のラッカーでシューッと色を付け、外に並べて乾かすという一連の作業をしていた美里先生。
(そばで見ていたけど、けっこう時間かかっていて大変そうであった。)
駐車場の端に一列に並んだシングシングシング。おー圧巻ですな。
そこから2時間ほど。
お天気よく、よく乾いて、さぞ良い仕上がりだろう、ふむふむ。
自分の丁寧な仕事の仕上がり具合を確かめに、意気揚々と玄関の外に出てった美里先生。
ええええ?(外から大声)
こんなことある?
帽子が一個もなくなってる!!
「風で飛ばされたんじゃないの」
いやいや。
そうだとしても、ただの1個もないのはおかしい。
その辺探しても一個もない。そんなのおかしい。
絶対の絶対におかしいぃぃぃ。
美里先生、顔面蒼白。
その青い顔こそがそもそもおかしいことになっておる。
これはどうしようもない。今から注文しても間に合わない。
どうしよう。
いちおう、予備で買っておいた帽子があるけど、色がバラバラだ。
でも、ないよりマシか。
どうにか、やれる方向に心を落ち着かせ。
しかしなんだかなあ。誰かが持っていっちゃったかな。
なんのために必要だったかな。あんなにたくさんの帽子を。(ぶつぶつ・・)
で、明朝。
ええええ??(また外から大声)
倉庫の中にあった!!!
しかも、帽子が積み重ねてあった!!
どーゆーこと??
家族に聞いても、誰も帽子を触ってないし、倉庫に入れてもいない。
昨日帽子がなくなった時点で、あちこち探して、倉庫の中も見たけどなかった。
ほんとに、不思議で怪奇的な出来事でありました。
誰かが、ここに入れてくれたのかな?わざわざ??
あったから、まあ、よかったのだけど。
バラバラな色の帽子、または、エア帽子で踊ることになったかもしれないSingSingSing。
一部の最後。
卒業生と在校生のコラボは、ほんっとに感動的。
無事に戻ってきた24個の帽子もぜひ見届けてください笑。
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