歴史に残る名場面(トウシューズ禁止令)
12月25日クリスマスの日に谷山サザンホールで行うFRAIS勉強会。
全員が1人でソロヴァリエーションを踊ります。
年が明けましたらコンクールに出場する生徒さんたちもいますので、今、その二つのイベントに向けて準備中です。
勉強会、コンクール、どちらも舞台上に1人で立つというのは何も変わりないわけで。
日々の練習の積み重ねや、楽しむことを忘れないで自分を信じて踊り切るというポジディブ精神は大切さは同じだと思います。
寒くなってきたのでなおのこと、怪我防止のために、十分なストレッチや筋トレも大切だと思います!!

昔々、その昔。
何の準備もせずにトウシューズを履いてはしゃぎ走り回っていた生徒たちに対して、美里先生が激怒して、1ヶ月のポワント禁止令が出た、という事件(!)が起こりました。
あの子たちは、当時トウシューズ試験に受かったばかりで、先生に採算注意されていたのにも関わらず、準備の心得よりも、爪先立ちで踊る楽しさが、きっと先にいっちゃったんでしょう笑。
いや、笑い事ではないですね、危ないですから。
とはいえ
美里先生の激怒シーンと、生徒さんたちのしょんぼり&ビクビク&涙シーンが、今ではとても良い思い出であり、FRAISの歴史に残る名シーンだなと、やっぱり笑えてしまうのですが。
(実際、当時の生徒さんたちとの笑い話になっている。)
美里先生も今とは別の熱さがあり、生徒さんたちもその熱さに応える耐性があったように思いますね。
今だったら美里先生もあんな叱り方はしないかもなあ。と思います。
平成令和生まれの生徒さんたちは、そもそもそういうのに慣れてないでしょうし。。。
あっ!もしかしたら、親御さんも平成生まれって方もいらっしゃる??笑
親子して新世代の皆さんにとっては「昭和の熱さとか要らんし!」なのかな。
(美里先生がちょっと葛藤しているのがその匙加減。それによって「わたし、指導が甘くなってしまっていないか」ということ。言葉には気をつけなければならないけれど、叱咤激励って愛だとも思うし。)
実際、FRAISがスタートした26年前と今とではバレエ教育の環境や普及度が変化していると感じています。
SNSの普及で、夢を見られなくなってしまった、というのも一理。

それでもやっぱり。
バレエっていいなと、毎日、思います。
トライ&エラーを繰り返しながら体も心も成長していく幼児科さん初等科さん。
中等科さん一般科さんは、勉強部活、様々なことも同時に進めながら努力と葛藤の中、バレエのパフォーマンス向上と自分の目指す美しさに目を向けて頑張ってる。
シニアさんたちは「ただただバレエが好き」のバレエ愛が溢れている純粋さが美しい!
それぞれの世代によって、輝き方も違うと感じます。
そんな感じで・・
FRAIS勉強会までのあと2ヶ月!!
FRAIS第一回発表会以来、24年ぶりの谷山サザンホール!!
季節の変わり目、これからどんどん寒くなりますが、体調に気をつけて
楽しみながらひとつずつやっていきましょう。
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